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日本フィル 第241回 横浜定期演奏会

日本フィル 第241回 横浜定期演奏会_f0178471_0451012.jpg

朝はしとしと雨が降っていたけれど、お昼過ぎにジムから出たら、見事な秋晴れ!

楽しみにしていた西本智実さんの演奏会です♪
今月のプログラムは、先月とはガラッと変わってフランスもの。
しかも・・・私の大好きな『幻想』です(><)!!

《プログラム》
・ベルリオーズ/序曲《海賊》
・サン=サーンス/交響詩《死の舞踏》
・サン=サーンス/ハバネラ
・ベルリオーズ/幻想交響曲
~アンコール~
・ハチャトゥリアン/仮面舞踏会より《ワルツ》

指揮:西本智実
ヴァイオリン:木野雅之(日本フィル ソロ・コンサートマスター)



《海賊》と《ハバネラ》は、初めて聴いたけれど、良かったです(*^▽^*)
フランスものってやっぱりいいな。心にしっくりくる。
気付いてみたら、アマオケで、フランスものってやった経験があまりない。
どうしてだろう?
難しいのは承知の上だけど、やってもいいのではー?と思う。カラーが豊かになる。
演奏の幅が広がると思う。

ソリストの木野さんはさすがコンマスだなーって思った。
《死の舞踏》では、ヴァイオリンを2本もって登場。お客さんが若干ザワつく。
1本は、調弦が、(低弦から)G・D・A・Es でした。
最初の音はAとEsの重音で、これを開放弦で弾くためなのね。
それによって、けたたましい音が鳴り響き、不気味さがより表れてた!おもしろい^^

幻想交響曲は、珍しく、鐘がステージ上にありました。
そして3楽章でアングレとかけあうオーボエは、正面左奥でした。ちょっと珍しい…
と思ったけれど、一度ミューザで同じ位置で吹いてたオケがあった。(どこだったかな)
でも、そのミューザの時は3階か4階だったからまだ良かったのだけれど、
今回は普通に2階(P席の脇)で、オケとの距離感があまり感じられず。。。

以前、客席の後ろの方で演奏した時のが、私的には好みだったりします。
これは日フィルで、指揮者はだれだったかな・・・。

また今回は、日フィルにしては珍しい、魔物出現。
1楽章冒頭でのフルートの痛恨のミス・・・惜しすぎる・・・(T T)
開始後すぐの静かなところ、管楽器全員休符のところで、一人だけ早く出ちゃった・・・
ああっ!まだだよ!って声が思わず出そうになった。。サーッと血の気がひいた。
ちょうど指揮者の智さんの顔が見える位置で聴いていたのだけれど、
その瞬間、智さんが手をあげて「まだ!」と口も動かして止めようとしたみたいだった。
しかし間に合わず。。

印象的だったのは、そのあとのヴァイオリンが集中力を失ったのか、
バラバラになってしまった事。怖い・・・(><)
プロでもこういうことがあるなんて、本当に舞台には魔物が棲んでる。
日フィルと智さん、連日演奏会をしていたそう。管楽器も疲れていたのかな。。

しかしそのあと見事に盛り返して、5楽章のあとは感動の拍手喝采でした^^
智さんは相変わらず凛とした姿勢でオケを導いていました!
曲が進むにつれて、指揮者とオケの一体感が強まっていくのを感じた。
3楽章の雷(ティンパニ)、4楽章のまくしたてるような付点のリズム、そして狂気的な5楽章。
特に印象に残る、名演奏でした!!
最後のコルレーニョはコウモリがバサバサ飛んでいる光景が目に浮かびました。

ほんと、数年前に外国のオケとやった幻想より、全然今回の方が良かったです。。。


今回は特に私の大好きな《幻想》だったから、正直に感想書いてみた・・・
読まれた方で気分を害されたらゴメンナサイですm(_ _)m

でも、総合的にはとても良かったということで。。
アンコールの仮面舞踏会も、生き生きとしたオケと智さんの笑顔が印象的でした^^
まさに今の季節にぴったりな、選曲だと思いました♪
うーん、やっぱり《幻想》、またいつか弾きたい!曲を聴きながら、ずっと考えてました。
あの頃、この曲を演奏できた事がどんなに幸せな事だったか。あの頃に戻りたい(T T)

来月は、マラ1。
うぅ・・・聴かずぎらいです。好きになれるかな。。?
by mapi_blog | 2008-10-11 23:58 | Concert