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MUZA&東京交響楽団 名曲全集 第48回

一緒に行く予定だった彼が、どうしても用事があり地方へ行っている為、
母と一緒に聴きに行ってきました。

♪プログラム♪

・ムソルグスキー/はげ山の一夜(原典版)
・プロコフィエフ/ピアノ協奏曲 第2番 ト短調 作品16
~アンコール:ラヴェル/夜のガルパールより オンディーヌ(水の精)
・ストラヴィンスキー/バレエ音楽「春の祭典」
~アンコール:ストラヴィンスキー/サーカス・ポルカ

指揮:高関 健
ピアノ:セドリック・ティベルギアン
管弦楽:東京交響楽団



今回のこのプログラム・・・

わたしにとって、正直かなり食わず嫌い的なプログラムでした・・・

でも「はげ山の一夜」は昔オケで弾いたよネ!って思って聴いてみたら、
なんか違う!(><)
そう、今回のは・・・「原典版」だったのです(プログラム良く見てなかった)
初めて聴いたよ、原典版。ヴィオラ難しそうだったぁ…(><)
原典版は、慣れ親しんでいるリムスキー=コルサコフ版とは全然違っていて、
テンポもゆったりとした感じで、、、全体的に渋かったです。

そしてプロコフィエフのピアコン。
初めて聴いたのだけれど、超ーーー良い曲!
この曲が初演された時は、お客さんは不協和音に耐え切れず、
途中で席を立つ人もいて、演奏が終わったあとはヤジと喝采が入り混じって
大混乱になったそうです。

でも・・・そこまでヒドイ不協和音なのか・・・?そんなに抵抗あるのかな?
って今の時代を生きる私は思うんだけどな。
たしかに音と音はぶつかってて、特異な響きではあるけれども。
でもこういう音楽はとても魅力的だと思うんだ^^
まるで夢の中にいるような1楽章の冒頭。忘れられない。今でも覚えてる。
早くCD買いたいなぁ^^
元々プロコが好きだっていうこともあるかもしれないけど。この曲ダイスキ!

し・か・も・・・♪
ピアニストのセドリック・ティベルギアン・・・めちゃくちゃイケメンなの(゚Д゚;)
手足がすごく長くて…髪がきれい(*ノ∀`)
彼の公式サイトでは動画が見れるのだけど、かなりオススメです。
特にショパンのバラードは素晴らしい。
プロコフィエフのピアノ協奏曲も、彼にすごく合っている気がしました。

しかもアンコールにラヴェルをもってくるなんて。フランス人なので分かるけども、、、
めちゃくちゃ超絶技巧の曲を、アンコールでサラッと弾いてしまう(しかも完璧に)

かっこよすぎです(〃▽〃)ちなみに私の5歳年上(←どうでもいいって…?)


そしてメインの春祭。これも激しく食わず嫌いだったのだけど、
P席の正面から高関さんの指揮を見ながら聴いていたら、すごくオモシロかった!!
プログラム見ながら、ストーリーを追いながら聴きました。
そしたら情景がちゃんと見えてきた。最後まで夢中になって聴きました^^

もう、とにかく高関さんが素晴らしすぎます。
あの人の指揮で演奏できたらどんなに幸せだろうねぇ。
教えてもらっている学生さんが羨ましい。

それくらい、分かりやすい指揮だった。
最後は1小節毎に拍子が変わる難曲を、暗譜で完璧に振り分けてたよ。。
しかもキュー出しも完璧でした。。。
すごい指揮者だ。。
たぶん、キュー出しとかしてたら楽譜見るヒマないんだろうね。でも暗譜はスゴイ。

ピアノ協奏曲のときは、すごく神経遣いながら振ってるのが分かったし、
全ての曲において今回は彼の指揮だったからこそ、
あそこまで素晴らしく完璧な演奏が出来たんじゃないかな♪
終わったあとは拍手喝采でした!

P席って、音的にはイマイチな席だけど、やっぱりオモシロイなぁ!
あ、春祭は、ヴィオラのSoloがめちゃくちゃ素晴らしかったです!憧れます…★
今まで苦手だったけど、良い曲じゃん!^^って初めて思えました! 
本当に素晴らしい演奏会でした^^
by mapi_blog | 2009-06-20 23:59 | Concert